家族みんなでたくさん、たくさん笑顔を重ねよう――藤吉真生は自分に自信が持てない専業主夫。エリートサラリーマンのイケメン夫・弘ともうすぐ2歳のキュートすぎる息子に支えられ、何気なくも大切な日常の中で、少しずつ自分を受け入れていく。
スパダリ×劣等感を持った美人受のハートフル・ホームドラマBL。
喜びや悲しみを乗り越えて、昨日よりもっと“家族”になる。あなたに優しい気持ちを運ぶ、藤吉家の団欒へようこそ。
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一途 |
ピュア |
泣ける |
ほのぼの |
あまあま |
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★★★☆☆ |
★★★★★ |
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[voice icon="/wp-content/uploads/2016/12/bat37.png" name="藤雪" type="l"]オメガバース 夫婦愛 表題作のみ
αがかっこいい! 子供がかわいすぎる Ωへの風当たり 家族愛に涙 ピュアラブ
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フェロモンは関連してはいるけど、純愛の印象を受けたので紹介!
オメガバースは作品によって微妙に設定が違う
オメガバース作品を読む上で、一番困ってしまうのがココ。これはいい面でもあり、ちょっと困ったな、という点でもあるんですよね。というのも作者さんで設定が変えられるという自由度があるから幅が広がり作品の面白さや個性が出てくる反面、読み手としてはその設定を頭にしっかり入れて読みすすめて行かなければいけません。
あまりオメガバースに精通していない私が読むと「あれ?ちょっと前の作品と設定違う」と混乱することもあります。まぁ・・・そいう言うときは・・・・また先頭に戻り説明を読みます(笑)オメガバース作品はほとんどの場合、はじめのページでそれらの説明が書かれています(´∀`)ご安心を。
今回の作品はBLというよりはほとんどFL
作品が既に結婚して子供がいるという設定ですのでBLの段階は既に終わっております。BLが読みたいのに~!!!という人にはちょっと不向きかもしれません。どちらかというとFamily Loveかなという感じです。それでもほのぼのジワリとすっごく心があったかくなるようなストーリー。
きっと読み終わったあとは「いいものを読んだなぁ・・・」って思うと思います。
今回はBLの部分は出会いの部分でちょろっと出る感じ。ここの過去はぜひ読みたい気がします。いつか過去編などしてもらえたらいいなぁ。 そして!子供の輝がこれまたかわいくて違う意味でキュンキュンしてしまいます。
パパはスパダリ
オメガバースでαのパパとΩのママそして子供の輝のお話なのですが、αの弘が本当にスパダリだと思いました。全てにおいて出来る!とかそんな意味でのスパダリではなくって家族のため、愛する真生や輝にとってのスパダリ!すごく素敵で弘が真生に惚れ込んでいるのが読み取れます。
いろいろと2人が結婚するまではあったようです。(α家庭はαとαが結婚してαの血を残そうとするし、ほかの血が入るのを恐らく嫌がる) その中でやはりΩが嫁ぐというのは厳しかったでしょうね。それでも「真生はおれの運命だ」そう言って自分の気持ちを貫き通した弘にはキュンしかないです。。。
ここは本当に一途でもあり、純愛ととってもいいのではないかなぁと思います。
一目惚れをしてその気持ちを押し通す弘の真っ直ぐさが好きだなぁと思ったのでもっとここの過去(結婚するまでの過程)が読めたらうれしいなぁ。。。2人は結婚していると知った上で読めるのでどんなにセツナイ展開が来ても頑張って読めそうです(笑)
輝もスパダリ
この作品、何が印象的かってやっぱり輝でしょうね。本当にかわいい!可愛くって頼もしいんす。
どちらかというと・・・輝くんがスパダリなのだろうなぁ~なんて思う箇所も(//∇//)
あの言葉遣いとかすっごく可愛らしくて、ママが大好きでパパが大好きで・・・なんて可愛らしくていい子なんだろうってBL漫画なのに違う感想を抱いてしまいますヨ。
まとめ
今回の作品はなんて言うんでしょう、ストーリーに発展があるのかとかそういうことを言ったらあまり無いような気はします。が・・・・とにかく心に残る。心に残ってすっごくあたたかくなるんです。ちょっとBLではないかなぁ~と思うけれど、それをちょこっとマイナスにあげたとしてもさらにプラスになるような、好きだなぁと思えるような作品でした。
基本的には、正直なところ男性も妊娠できる設定というのはダメなほうです。どちらかというと、男性特有の性質を理解した上で葛藤があったりそれでも一緒に居ようというストーリーが好きなので、子供ができるとか、いるというところに萌えは感じません。
でもこの作品に関しては、輝くんがいるからこその面白さがしっかりとあると思います。読み終わったらもう輝くんがかわいくて仕方なくなるのではないでしょうか!
子供がいる作品に関しては・・・オメガバースよりは両性具有シリーズのほうが納得はできるのかな・・・・と個人的にです。
オメガバースは本当に創造の世界なのでファンタジーカテになるのでしょうね。読まず嫌いしてたわたしも最近ハマってしまうくらいオメガバースはひとつのカテゴリとして面白いと思います!気になった人はぜひ読んでみてください。きっと思ったよりも純粋で、思ったよりも情熱的で思ったよりも・・・ハマってしまうと思います。
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