こんばんは!Rinです☆
くれの又秋さんの「愛し」読みました!
くれの又秋さんは、前作の「手中に落としていいですか」がおもしろかったので注目していました。
「愛し」と書いて、古語で「かなし」と読むんですね。
日本語は深いですねぇ。(´・ω・)
愛し/くれの又秋 作品紹介・あらすじ
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「俺のこと好きにならないでね」 こじらせプレイボーイとお人好し純朴青年の再会ラブ。大学生の翔真(しょうま)がある晩に介抱したのは、中学の同級生・芦田(あしだ)だった。彼が男もいけることは知っていたが、警戒心なく一晩泊まらせた翔真は、真夜中に芦田が自分のモノをしゃぶる感覚で目を覚ましてパニック状態!しかも、彼氏にフラれて住むところがないという芦田に押し切られ、そのまま同居生活がスタート…。最初の夜以降も、からかうように距離を詰めてくる芦田に、経験値ほぼゼロの翔真は振り回されるばかりで――?BL史上最高のリバ、誕生。描き下ろし16ページ収録!!
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⚠以下ネタバレ含みます!ご注意ください。
★登場人物☆
《BL史上最高のリバ》!?
帯に〈BL史上最高のリバ〉とドーンと書かれていますが、そこまでリバなわけではないような?
リバって言えばリバだけど…って感じで、帯のイメージとはちょっと違うかなぁ~と思いました。
ちなみに私は固定でもリバでも何でも、ストーリーの流れに合っていれば気にしないタイプです。
これは関係が出来上がってからのリバではなく、これから関係を築く覚悟があるのかのリバだと捉えました。
2人には重要なポイント!になったと思います。
なので帯からイメージするリバとは、またちょっと違うのではないかなぁと。
そういう意味では、リバ設定があまり得意じゃない人でも割と読めるのではないかなぁと思いました。
気持ちが通じ合ったその後の2人は、
芦田(攻) × 翔真(受)
に落ち着きそうだなぁ(*´з`)
と勝手に想像したり。
もしくは、2人はどちらでも相性がいいようなので、もしかしたらこれから〈BL史上最高のリバ〉になるってこともあるかもしれませんね!?(≧▽≦)
翔真の純朴さが眩しい!
翔真、本当いい人すぎるし素直で可愛いし、なんで今まで彼女が出来なかったのか。
それが何より1番不思議でしたよ。よくぞ今まで無事だったなぁと…(笑)
まっすぐで健気で懐も深くて、程よく隙もあってちょっと天然で。
そんな翔真だからこそ芦田も、軽々しく手を出してはいけない…と考えてあと1歩を躊躇っていたのだろうと思いました。(色々矛盾なことはしてるけれど 笑)
学生時代の頃、翔真は仲間がやっていた芦田に対する嫌がらせを、どうやって止めたんだろう。
「…俺、君を嫌いになれる人がいたら見てみたい」と芦田に言わしめるほどの、翔真の包容力は半端ないです!
芦田の拗らせ具合も結構好き…!
これは好き嫌い分かれそうなんですけど。
表向きには色々器用にこなせるけど自分のことになると不器用で、ちょっと陰があってクールっぽいけど割と甘えたがりの芦田みたいな不安定なキャラ結構好きです。
そんな子が、ちゃんと想い合える子に出会って、恐る恐る少しずつ心を開いて幸せになっていくのを見届けるのがたまらないというか、本当に幸せな気持ちになります。
まさにそれでした!!(笑)
本当に2人が再会できて良かった~!!(∩´∀`)∩
感想まとめ☆彡
中学時代の同級生との再会ラブ!再会の仕方がこれまた2人の性格が表れていて(笑)
ストーリーも心理描写も流れも丁寧で、モノローグや表情で2人の気持ちがすごく伝わってきました。
悩みながら迷いながら揺れながら。
気持ちを抑えて突き放そうとしたりもする芦田に対して、どこまでもブレずに真っ直ぐな翔真。
やっと、やっとくっついたー!
さぁ!さぁさぁ!!
これからラブラブな2人を見せておくれ!!
ってとこで終わりました( ;∀;)ウソ―ン
描き下ろしでイチャラブがありましたけど、
まだこの2人を見守りたい…!
むしろこれからの2人を見届けたい…!!
という気持ちでいっぱいに。(笑)
めちゃくちゃ嬉しいハッピーエンドでとっても素敵な作品なので、ぜひ続きを読みたいです!
「愛し」に続編があることを期待。
どうか…!<(_ _)>
前作の「手中に落としていいですか」の続編もこの前連載開始したみたいなので、そちらもとても楽しみです(*^^*)
📚くれの又秋さんの作品📚
-Rin-