一目惚れしたテーラーにとことんなまでの純粋な気持ちをぶつける坊ちゃんがかわいい!今回は大島かもめさんの「仕立て屋と坊ちゃん」。年の差BL作品を紹介します。
もう本当に坊ちゃんが可愛らしくて好きだなぁと思った作品です。一途すぎるし、ちょっと強引なところもあるけれど「坊ちゃんだなぁ」というのもすっごく伝わってきてGOOD!なストーリーでした。
今日はもうかわいい!ふふふ!きゅん♥となりながら読める作品の感想を♫
目次[表示]
仕立て屋と坊ちゃん/コミックス情報
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「ずっと前から好きでした!」「……知ってるよ?」
良家の御曹司・秀一郎には長年片想いをしている相手がいる。スーツのオーダーメイド店「テーラー片山」の店主であり、妙な色気の持ち主の片山彰だ。年の差もあり、相手にして貰えるはずもなく……けれど口説き続けた甲斐あって、片山はカラダだけは許してくれるようになり──?純情な青年×手強い大人、難攻不落の恋。
雑誌掲載時から話題沸騰!! 実力派の大型新人・大島かもめの鮮烈デビューコミックス!
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主な登場人物
坊ちゃん(攻):片山が幼い頃から好き。一途。
片山(受):テーラー。腕の良い職人。ツンデレ
一途さ100点満点のストーリー
このコミックスは本当にきゅんとなります。初々しいなぁ~と思ってたらデビュー作だったのですね!デビュー作からこのような作品を描くとは・・・。本当に大島かもめさんの作品は独特な表現力があって面白いんです。一度読んだら・・・あの独特な世界観にハマってしまうと思います。
中でも、焼き鯖定食のあのお話は大好きです(//∇//)。
少しですがこちらに感想を書いています。↓
さて、今回のストーリーは本当にピュアで一途でもう坊ちゃんが愛おしくなる作品です(´∀`)大好きですねこういうストーリー。
はじまりはいつも飴
あっ文字っちゃいましたすいません(´ε`;)7歳の時に片山に飴をもらった時からすくすくと恋心を育てて13年。二十歳になる秀一郎が片山に想いを告白したことからストーリーが展開していきます。
秀一郎はプレゼント攻撃が好きなのですよね。これにはしっかり理由があって、その理由もなんだかきゅんとなりました。。。
子供の頃、秀一郎は父親についていって大人の人と接する機会が多かったと思うんです。子供ながらに緊張したりしますよね?
そんな秀一郎にそっと飴を差し出してくれた片山。その飴をもらったことがすごく嬉しくて仕方なかったので秀一郎は自分と同じような気持ちになって欲しいとプレゼントをせっせと渡してたようです。
ただ・・・ここら辺は年の差ですね!
自分にプレゼントを渡すためにバイトをする秀一郎を見て片山は心配になったり。(大学生なんだからお金の使い道など他にいくらでもあるだろうに)と思っていたりします。秀一郎にとっては片山のためにお金を使うということが一番の喜びなんですけどね(´∀`)
秀一郎のプレゼントは受け取っていたというのが答え
秀一郎のあまりの熱心さに、半ば呆れながらもいつもプレゼントをもらう片山。案外こういうところでも本当は秀一郎の気持ちを受け止めていたのだと思うのですよね。
取引している方から片山が欲しがってたカフスを誕生日プレゼントだと渡されるのですが・・・でもそれは秀一郎が用意していたものと同じものだったんです・・・・。
秀一郎は同じものはいらないからと持って帰ろうとするのですが、片山は秀一郎のものを貰います。ここでもお客さんには「貰う義理はない」と言っていてきちんと秀一郎のは貰うと言ってますからね(´∀`)ちょこっとしたセリフから萌えがあります。
「有難う」
そう言ってキスをする2人に思わずこちらまでドキドキ♥
そのまま2人は・・・・の流れです(´д`)
ですがですが・・・ツンデレ片山さんですねぇ~カラダは重ねたけど付き合ってないよ~って・・・秀一郎がかわいそう(笑)
片山さん さっきまで俺たちはスポーツをしていたんでしょうか?
もう何が好きかって、秀一郎のこういうところです。エッチをした2人なのですが、片山は付き合っていないと言います。そのことをじっくり考えてたどり着いたのがスポーツをしていた・・・・という事で(´ε`;)(友人がそう言ってたからと(笑))
こういうのもねぇ年の差があるのとツンデレさんが邪魔して片山も素直になれないのかしらね。。。と思ってしまいました。秀一郎がかわいそう。
はっきりとしないから結局は秀一郎が周りの噂を本当だと思い込んでしまって喧嘩になっちゃうんですよねヽ(`Д´)ノでも悪いと思ったらきちんと謝りに行けるところが本当に可愛らしくてきゅんとなっちゃいます。
なんだかんだいっても片山からは離れられないんですよね。もう大好きすぎてもはや病んでるレベル・・・・。
「気持ちがいいから」
寝ているという片山に涙した時・・・・片山がぎゅっと抱きしめるのですがこれもね~普通は感動する場面なのですが坊ちゃんたら、また友人の言葉をふと思い出してしまって(笑)このコミカルなところがいい具合に挿入されてて飽きないです。
片山の嫉妬
秀一郎だけが一方通行!というわけではないのですヨ?わかりにくいところでキチンと片山も嫉妬しておりました。秀一郎が大学の同級生とばったり会った時、その中の子を名前で呼んでいたのが気に入らなかったのか・・・・ちょこっと普段とは違う一面を見せたんです。
そして片山は「最中でも人のこと名字で呼ぶんだね」と皮肉。
でもね~ここもほんと秀一郎らしくかわいらしい理由でずっと片山さん!と読んでいたのですよ♥
下の名前で呼ぶのは、片山に釣り合う人間になったと自分が納得した時に呼びたいのだそう・・・(//∇//)可愛すぎて本当に(ΦωΦ)フフフ…ってなってました。
そして、嫉妬ではないけれど片山さんのちょっと意地っ張りで難しいところがちょこっと出てきてそれを理解しようとする秀一郎萌えです。大人なのにツンデレさんは難しいのよねぇ~・・・・。
最後の最後でのあのバイト終わる時間確認しているにも関わらず・・・の片山の素直じゃないところがまたね!面白かったです。秀一郎は本当にオバカがつくくらいの片山狂だからね・・・あのくらいのツンデレでもへこたれないですね。
そして全面に気持ちを表現してくれる彼がいるからこそ、きっとツンデレ片山さんも心の中ではバラ色なんじゃないかと思うようなストーリーでした。
仕立て屋と坊ちゃん/感想のまとめ
何がいいって、片山さんは・・・・大人気ないよ!!!と言いたくなるようなツンデレさんですが、とにかくこの作品は秀一郎がかわいい!!!
お坊ちゃんらしくちょこっとだけ世間知らずなところとか全てが愛おしい作品です。
年の差BLがお好きな方はぜひ読んでみてください。BL初心者の人も楽しめる作品になっています。
大島かもめさんの次の作品いつ出るのかしら。楽しみです♥
仕立て屋と坊ちゃん / 大島かもめ/GUSHコミックス