読み返したくなるピュア&一途愛なボーイズラブ漫画。
今日は天禅桃子さんの作品より。この作品が大好きでよく読み返しています。
天禅さんの作品で2008年出版なのでやや古いです。。。それでも何度も読みえしたくなるという点でおすすめ度高いですネ!
一途なBLストーリーでこの教え子×先生ってよくある設定ですが、こちら小学生の時の教え子です!ということも踏まえてものすごい一途愛になっています♪
【空色の澄んだ色は】コミックス情報・評価・満足度チャート
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こんな人におすすめのBLコミックス
一途愛が好き! 尊敬から恋に変わる 年の差BL
[aside type="warning"] 【青空の澄んだ色は】の感想は続きから。感想にはネタバレ含みますのでご注意ください [/st-mybox]
【青空の澄んだ色は】の見どころ・おすすめポイント
この作品は一途な恋というのもあるかもしれませんが、尊敬・憧れからそれは恋心だったと気が付く杉浦くんにも注目。
憧れだった先生は・・・・時が経ち再び会ったときにはずいぶんとくたびれた先生になっていたんですね。外見は時の流れを感じさせるけれど、本質的なところは変わらない先生にまた抱き始める感情。
それは以前抱いた感情にさらに色を付けてゆっくりと育っていきます。
そして深田先生もまた杉浦くんと再会したことで、忘れてしまっていた「何か」を思い出していきます。その姿にドキドキとしてしまいました。
二人の共有してきた過去、そしてこれから共有していく未来。とても心温かくなるようなストーリーになっていると思います。ページ数は160Pちょっとということで少な目ではありますが、1冊すべてこの2人のストリーなので読み応えはあると思います。
とにかくかわいい杉浦先生と、男前な深田先生が大好きで・・・何度読んでもなんていいハナシなんだぁ~とグスっとしてしまいます(´;ω;`)ウゥゥ
先生×元教え子とのエロも・・・なんだかいい感じでした💛
深田先生の言葉に支えられて今までやってこれた
何が萌えるかっていうと、杉浦くんの思い出はほぼ先生で埋め尽くされているのではないかと思えるくらいの深田先生LOVEだという・・・。
先生に出会って先生にあこがれて教職に就こうと思ったこと、つらかった事もあった幼少期ですが、先生の存在が支えになっててやってこれたこと、夢を見つけられた事・・・素直にいい子なんだと思わされます。
杉浦くんは、名前が黒田、瀬戸・・・・と色々変化しています。そう、お母さんがきっと・・・な感じだったのかもしれませんね。これは想像でしかないし、杉浦くんはお母さんを守ろうと自分が殴られたりしてたので本当はお母さんが大好きだったかもしれないし。杉浦くんはちょっと悩み多き幼少期を過ごしているけれどこの辺はさらっと流れて言ってしまいます。
重くなりすぎず、さわやかな感じでストーリーを進行させるためにはさらっとモノローグのように流していくのがベストだったかもしれませんね。
その中でも早く大人になりたい、強くなりたい、そうしたらお母さん守れるのにというような杉浦くん(子供時代)に、
力があることが強さじゃない そこは間違ってはダメだ
そういう深田先生はほんとかっこよかったです。
君の前であんありみっともない姿を見せたくない
杉浦くんと再会するまでは深田先生は過去のストーカー事件から身なりをだらしなくさせていました。ですが、再会して元教え子だった杉浦くんにみっともない姿を見せたくないと少しずつ変化していく深田先生が読み取れましたネ。
そして・・・杉浦君たちに見せていた「トンボ」をひそかに特訓してたというのも萌えます。ちょっと着地でよろっとしてたのも細かい描写ですが私はきゅんと。頑張ったのね・・・・と(笑)
子供の時から特別だった
そんな姿を見せられたら・・・思わず気持ちがあふれ出る杉浦くんに一緒になってつられてしまいました(;'∀')
「父親変わり」でも「先生」でもなくただひとりの男の人としてずっとずっと好きだったという杉浦くん。
深田先生は、あの頃みたいに高く飛べないけれどそれでもいいかい?と言って受け入れます。いつか飛べなくなってもずっとそばにいたいという杉浦くんのコトバで締めくくられていて、あ~実ってよかったねぇ~と本当に思いました(´;ω;`)
番外編
先生と元教え子というのがなっかなか抜けない感じがこれまた良かったです!恋人になったからといって、すぐに~というのではなくって・・・。
「先生みたいになりたい」といういう杉浦くんにどことなく寂しそうな表情をする深田先生。自分自身を見てほしいのに、杉浦くんには「先生」としての自分がどうしても強くいるのだと思っていたのでしょうね。
教師じゃない僕がどうしようもない男だったら君はどうする?
そのまま二人は結ばれるのですが、その時の「リュウ先生」という杉浦くんのセリフにその呼び方はやめてくれ、犯罪を犯している気持ちになるという深田先生がね(笑)わかる気がします。
もともと「リュウ先生」というのは新任の時に受け持った子供たちにしか呼ばないのだそう。だから「リュウ先生」と呼ばれるとどうしても思い出しちゃうのでしょうね💛
番外編の次に収録されているWAVEもすごくよかったです。
土曜の朝、、、ひげがちょっと生えた先生・・・。再会した時、それを見て最初はすっごくショックだったという杉浦くん。だけれど今はこんな姿をみれるのは自分だけだからうれしいと言います。
そんな杉浦くんの言葉でか・・・先生は髪の毛を切りさっぱりとします。まわりの先生からは「また杉浦先生に言われたんですか?」とからかわれる深田先生がかわいかったです。
周りの先生からは「教え子の前ではカッコつけたい」という認識で捉えられてる感じですね!
その深田先生をみて杉浦くんは「ご相談したい事がある」と言って音楽室に呼び出してから~のハグ💛
一瞬昔に戻ったかと思った
うれしそうにする杉浦くんに「短い方が好き?」と聞く深田先生(n*´ω`*n)杉浦君は・・・もちろんですけど「どっちも好きです」と。
最後の最後までくすぐったいような感じで終わって、読後感が本当によし!定期的にこの作品が読み返したくなるんですよね。。。
まとめ
終始この2人のストーリーで嫌な人も出てこず、読みやすい作品だと思います。ドロドロとした作品がお好きな方にはちょっと物足りなさを感じるかと思いますが、本当にタイトル通りさわやかなイメージの1冊になっています。
杉浦くんのかわいらしさもそうですが、やっぱり若い子と付き合うと自分も若くいようとするのかしら?と深田先生が最後はかわいらしく思えました。そういうの心理なのでしょうね~。
若い子と付き合う人が本当にキラキラ魅力的な人が多いのは自然にその若さに引っ張られるからなのかなぁ~と。そういうのが作中もで読み取れて面白かったです!
ストーリーは、教え子×教師の王道ともいえる展開。最近読んだグッドバイライラックと少し似ているところはあるけれど、ゆき林檎さんの作品はこれにもう少しドロッとしたところ、切なさ、葛藤が加わっています。
どちらもいい作品で、切ない部分ができるだけ少ない方がいいという方は青空~を、切なさや教師×教え子だからこその葛藤も読みたいというのであればグッドバイ~がおススメ!
教師×元教え子って教え子の子の方がぐいぐい系が多い(若いからかしら)のだけれど教師が教え子おっかけて追っかけて・・・と言う作品ってあったかな?ちょっと整理ついでに探してみよう・・・。
とうことで感想でした!
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