こんばんは!Rinです☆
前記事の続きを。
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おげれつたなかさんの「エスケープジャーニー」3巻。完結巻です!
エスケープジャーニー3/おげれつたなか 作品紹介・あらすじ
⚠以下ネタバレ含みます!ご注意ください!!
登場人物たち
羽瀬 太一(はせ たいち)
大学生。少しコミュ障。男前。執着心が強い。一途。一人っ子。複雑な家庭環境。
久見 直人(ひさみ なおと)
大学生。コミュ力抜群。チャラい。パリピ。眼鏡。兄姉妹がいる中間っ子。賑やかな家族。
仁科 京(にしな けい)
大学生。法学部。全身黒。コミュ障。学年は1個下のタメ。美術部で絵を描いている。ある出来事を境に画風が変わった。
ゆうぽん・佐山・しゅんちゃん・みかりん・ふみちゃん
とにかくみんないい子たち!!
2巻からその後
続きが気になりすぎるところで終わった2巻。
3巻の発売まで約1年半待ちましたよー!
読めてうれしい!(≧◇≦)
さて、2巻の終わりで直人を連れ去った仁科。
「…俺のことどう思ってる?嫌い?」
『…嫌いじゃない。友達だろ』
そう、直人には最初から二者択一ってのはそもそもなかったんですね。
恋愛として好きなのはずっと太一だけで、仁科もまたそんな直人だから惹かれたわけで。
ここで仁科に心が動いてしまう直人がいたら、それは仁科が本当に欲しい直人じゃないんですよね。
“直人みたいな子に好きになってもらえたら 俺だって”
あぁ、切ない。
でも色々吹っ切れたのかな。そんな感じ。
構内で直人と仁科を必死に探して発見した太一は、周りの目も気にせず堂々の公開告白!
直人もそれに答えて堂々のキス!
ドラマティック~♡(落ちたけど 笑)
仲直りもできて、ホテルでますますラブラブな2人が良かった(´艸`*)
家族や友達
まずは自分たちの大事な人に知ってもらえればいいんじゃないかと話す2人。
太一の家族と直人の家族はまるで正反対なので、やはり反応も違いましたね。
太一母にはやはり理解してはもらえなかったし、もう母親には会わない方がいいって結論に至ったけど、もう1度1人で話しに行った太一は偉いと思いました。
僅かな望みとケジメだったのでしょうか。
母親の言葉ひとつひとつが太一の心を傷つけているように思えて、このシーンは心が痛みました。
唯一、あかりちゃんのプレゼントに救われたかな。無垢なままでいて欲しい。
一方、直人も思いがけず家族にカミングアウトしてしまい、急遽太一も来て一緒に話をすることに。
直人母の愛が溢れる正論が胸に響きました。
不安だから急ぐのではなく、不安なんてなくなったときがタイミングなのではないかと。
直人父もすごくあたたかい人で、兄妹たちも楽しくて、とても素敵な家族ですね。
この家族の一員にいつか太一もなれるといいな☆
血の繋がりだけが家族なわけではないと、私は思います(^^)
ゆうぽんもみかりんもふみちゃんも佐山もしゅんちゃんも、周りがなんと言おうが自分たちにとっては直人も太一も当たり前に友達で。
みんないい子だし愛おしいですね☆
みかりんのすっぴんは私も一瞬誰かわかんなかった(笑)
たくさんではなくても、大切な人たちは味方でいてくれてるって、本当に心強いことだと思います(*^^*)
感想まとめ
ずっと見守ってきた2人のハッピーエンドを見届けることが出来て、すごく感慨深いです!
嬉しくもあり、少し寂しくもあり。
1巻から3巻を通して読むと、本当に色々あったなぁと。
大1から…と周りには言っていましたが、正確には高校のときからですもんね。
2人でたくさんのことを乗り越えてきたんですね。
ケンカと仲直りのプロフェッショナル!本当にその通り!
特に太一の成長をすごく感じました。いい男になったな。
直人はチャラさが若干カモフラージュになってたけど、実は繊細で優しくて人柄もすごくいい子だと思ってました。
あまり眼鏡キャラは得意ではなかったのですが、私の中では直人は別格でした☆
おげれつ先生の作品はエロがたっぷり濃厚なイメージですが、3巻のラブなシーンの直人は特に激可愛すぎだろっと悶えました~!
2人とも愛が溢れていました(〃▽〃)
描き下ろしでは眼鏡もほぼ取っていて、これまた新鮮!
幸せそうな2人を見られて、私も幸せな気持ちになりました(≧▽≦)
そして仁科。
失恋はしたけど、直人と太一に出会えたことで得たものもきっと多かったはず。
直人に渡したスケッチブックに、太一といる直人の絵があったのも印象的でした。
仁科もね、幸せにならないと。
そしてそれを見届けたいので、スピンオフに期待(。-人-。)
大人になった太一と直人にも、またどこかで会えるといいな♡
おげれつたなかさんの作品は、絵もキレイで表情がすばらしいですよね!
エロもエロくて、ストーリーも深い!
この作品は特に、男性同士のリアルや葛藤や世間の目などが色濃く描かれていると思います。
その中で受け入れてくれる人、味方でいてくれる人の存在、2人の強い絆で、これから訪れるであろう様々な試練もきっと乗り越えていけるはず!と思わせてくれる作品でした。
高校のときのとーひこうと重なった最後のシーンも最高でした。
あぁ、泣けちゃう。。。
どうか2人が末永く幸せでありますように(*^_^*)
何度でも読み返したくなるオススメ作品です★
📚おげれつたなか先生の作品📚
-Rin-