いい雰囲気で終わった1巻の源介と惣五郎。2巻の続きが気になりますよね。2巻ではさらに色々と複雑な感情が絡まってすれ違いが起こってきます。というのも実はね・・・源介がこれまたピュア人だったというのがわかりました。ピュア×ピュアでものすっごくもどかしいのですがそこがとっても楽しい作品です。
今回は、惣五郎が泣くシーンがあるんですよね。思うように気持ちが通じ合えず、本当に切なかったです。源介が歌舞伎中心だからこそ見落としているというか惣五郎愛と歌舞伎愛が一緒になっているから、それがもっと別のものだと早く気がついて欲しいです。
花恋つらね1巻のおさらい
登場人物や1巻の感想はこちらを参考にしてみてくださいね(#^.^#)
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[aside type="warning"] このブログの感想はどこが純愛で一途な作品であるか?というのを中心に書いていこうと思っています。
花恋つらね2巻の感想は以下より。感想にはネタバレ含みますのでご注意ください。 [/st-mybox]
花恋つらね2巻は第6幕~第11幕まで&第6.5幕を収録
きゅんとなってぎゅっとなってうわぁ~ってなった2巻・・・。まさに青春ですなぁ・・・(≧∇≦*)
これは高校生だから成り立つ展開ですねやはり!もう大好物すぎて、ディアプラスが楽しみで仕方ないです。
でも、ほんと今回の2巻はまさかの展開で惣五郎が一人で盛り上がって一人で撃沈してしまった感じがします。なんとなく話の展開的にはそうなのかなぁ・・とは思ってましたが、早く惣五郎への気持ちが単に一役者としてのものなのかどうか、違うのかじっくり胸に手をあてて考えてみて!って思います。
じ~っくり考えたら、きっと自分の気持ちも気づくと思うのですけどね。
今回はきっかけになるような出来事だったのかなって思います。
源介が惣五郎以上に恋愛には疎かった!
1巻の最後の台詞を、惣五郎は源介からの告白と受け取ったというのにもびっくりしましたが(笑)それを普通にヒロトくんに相談しているのにはさらに(゚ロ゚屮)屮。
かわいいですよね、惣五郎。
惣五郎のなかでは男の子とか女の子とかあまりそういうの関係ないのだろうなぁ~って思いました。
やっぱりこういうのは女形をしているというのも関係しているのでしょうか。
惣五郎は三人吉三の舞台を通じて徐々に源介への気持ちを自覚していきます。惣五郎の表情の変化とかほんとうに1巻から随分と恋している表情になってきていてさすが夏目イサクさん♥という感じです。
源介との関係を通じて三人吉三のお嬢の気持ちがわかる場面とか、しっかりと成長していますよね♪
でもですよ・・・問題は源介なんです(~_~;)
あれだけ惣五郎に執着して、大好きなんだろうなあ~って思ってたら(惣五郎もそう思ってたはず)
「歌舞伎役者として俺の一番になって欲しい」
って言うんです。今までの言動がすべて歌舞伎役者としての惣五郎に対してだったという・・・。
とは言ってもこれは私なりの考えなのですが、源介は歌舞伎という存在が大きいのですよね。
惣五郎の感情も、歌舞伎愛と一緒に・・・ごった混ぜ状態で2つがくっついているのかなと。
源介の興味は惣様だけ
それは、源介の幼少期・・・彼が歌舞伎を頑張りたいと思うエピに描かれているのではないかと思いました。
源介は子供の頃、歌舞伎がそれほど好きではなかったようですよね。
決められた道、重圧。逃げたいと思うのもわかります。
そんな中、おじいちゃんが倒れてしまいます。
大好きなおじいちゃんは病気なのに歌舞伎の話をするとキラキラとしていてきっとそんなおじいちゃんにあこがれていたのでしょうね。
そんな時、惣五郎の舞台を観た源介。
惣五郎は自分と同じく梨園の子。だけれど彼は「おじいちゃんみたいになりたい」とキラキラしていました。
もうこの時には源介の心は奪われていますよね。
おじいちゃんのところで「すげぇやつがいた」っていう源介の顔が私この2巻の中で一番好きなんです。
それから自分の中で「歌舞伎」というものの比重が大きくなっていったと思うのですが、それにはしっかりと「惣五郎」がくっついていたのではないかと。
歌舞伎と惣五郎が源介の中ではセットでずっとやってきたのだろうなぁと。
だから最高の相方というのが「惣五郎しか考えられない」というのはそういうところなのだろうなぁと思います。
だから源介が自分の気持ちに鈍感なのは仕方がないのかなぁ・・・幼少期からの感情ですから(~_~;)
源介の興味は「惣五郎」にしかないと西田くんも言っていますが、ず~~~~~っと惣五郎しかみてなかったらなかなか惣五郎への気持ちが他の人と違うって気づきにくいのかなって。
源介にとっても初恋になるのではないかなぁ~と思ったりもしました。
※あとで源介の元カノとか出てきたらガッカリするかもしれませんが(笑)
花恋つらね3巻では二人の関係がイイ方向に向かっていって欲しい
ただ、そういう恋愛感情を自覚したのは惣五郎が先でしたね。
惣五郎は自分が源介の気持ちを誤解しただけだと落ち込んでしまいます。なんだか切なかった・・・。
自慢の顔があんなに腫れるまで泣くなんて(T^T)
ピュアすぎてかわいいなぁと。
避け始める惣五郎に、戸惑う源介。ぐいぐいは止まりませんね。
でもほんと惣五郎がかわいそうだなぁと思うくらいにグイグイきますよね(笑)純粋な悪魔くんだわこりゃ・・・と。
だけど、襖の隙間から惣五郎の演技をみる源介の目・・・いつの時もそういう目で見ているのに気づかないのねぇ・・・ともどかしくなっちゃう。
二人の気持ちがうまく歩調が合わずにすれ違った2巻。
3巻ではどんな展開から二人がくっつくのか本当に楽しみです。もう惣五郎は今回で大泣きしたから3巻では泣かないといいなぁ。
むしろ源介にもっと悩め!!!と思います(笑)
2巻でチューすらない・・いや気持ちも通じ合っていない両片想いの二人。
お互いの気持ちのベクトルが向かい合ったとき、どんな風になるのか・・・歌舞伎でも最高の相方になるのかも本当に楽しみ。
花恋つらねは雑誌でも最新話を追っています。
気になる人は是非、そちらのブログも遊びに来てください。
ただし!ネタバレ盛大です。コミックス派・ネタバレ不要の方はご注意ください。オススメしません。
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