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BLコミック感想

【BLコミック感想】ブルー!ブルー!ブルー!/アマミヤ 大型ワンコ大学生×大人な教育係のピュアラブ★

こんばんは!Rinです☆

アマミヤさんの「ブルー!ブルー!ブルー!」読みました!

アマミヤさんはこちらが2作目のコミックスだそうですが、わたしは初読みです。

優しい空気感がとても素敵で、BL初心者さんにもオススメな作品だと思いました(^^)

ブルー!ブルー!ブルー!/アマミヤ 作品紹介・あらすじ

「子供みたいな扱い、しないでください」
「大人だから、無理だよ」
姉2人の下で育った末っ子・滝谷桔平は、旅館の住み込みのバイトをすることに。
そこで出会った教育係の男・本条真澄は、厳しすぎず甘すぎもせず、「大人」を体現したような魅力のある人間だった。
本条さんみたいな人、初めてだ――。
失恋したばかりにもかかわらず、早速告白する桔平を、真澄は「ガキ」とかわし続ける…。

⚠以下、ネタバレ含みます。ご注意ください!

 

☆登場人物☆

滝谷 桔平

*2人の姉がいる末っ子育ちの大学生。20歳。

本条 真澄

*“せせらぎ旅館”の教育係。年上。

 

ほろ苦くて、ほろ甘い

大学の夏休み、恋人の誕生日プレゼントの軍資金のために、片田舎の“せせらぎ”という旅館で短期の住み込みのバイトを始めます。

想像以上に体力勝負の仕事内容に驚きながらも、1ヵ月頑張ろうと思う桔平。

そこで知り合ったのは、自然体で優しくて大人の色気が漂う教育係の本条さん。

バイトの動機を知った本条さんは休みの日の前日の夜、みんなには内緒で桔平を恋人の家までバイクで送ってくれました。

しかし到着して早々、知らない男と仲睦ましげに部屋へ入っていく恋人の姿を目撃してしまい…

これはツライですよね。。。(/_;)

サプライズで来たら浮気してたのを目の当たりにするなんて、考えただけでゾッとします。

決着をつけて出てくるまで待っててくれた本条さん。

引かれてるだろうなと思いながらも桔平は、恋人だった人は男性で自分がゲイであることをカミングアウトします。

「大丈夫だよ、オレもそっちの経験あるから」

それを聞いた桔平の反応が素直過ぎてかわいい!

「クソガキ、早く乗れ」とニコリとした本条さんも素敵!

その日以降も、何を言うわけでもなく変わらずいつも通りに接してくれてくれる本条さん。

そんな大人になりたいと思う桔平でした。

新たな恋の予感…♡ですね(^^)

 

若さの魅力と、大人の魅力

失恋したばかりの桔平ですが、本条さんに対する気持ちが段々と憧れから恋へ。

そんなときに、本条さんの学生時代の先輩夫婦が旅館に宿泊しにきます。

本条さんの想い人がその先輩で、どんな風に想ってどんな状況なのかを察した桔平は、居ても立ってもいられず本条さんに好きだと伝えます。

年下は…とやんわり断られますが、それからも桔平はめげない!

飾り気がなくちょっと青臭いけど、真っ直ぐで自分の気持ちに正直で。

桔平は特にそれを持ち合わせているんだろうけど、ちょっと後ずさりしそうなくらいのド直球さが、すごく眩しい

確かに自分とは違う価値観や世界、オトナの余裕みたいなのがより魅力的に映るもので。

そんなオトナに見える大人も、実際はくすぶったりもがいたり臆病になったりしているもので。

だからこそ「最初から負け戦だと分かってて好きになったんですから、気持ちの折り合いくらいは自分でつけますよ」と言った桔平の言葉は、先輩への気持ちを未だに引きずっている本条さんの心に響いたのではないでしょうか。

このセリフを言った桔平、とても男らしくてカッコ良かったです!

桔平の良さは、そんな風に素直でド直球でグイグイくるけど、ちゃんと芯も思いやりも健気さも持ち合わせているところだと思いました。

その言葉に触発されて、先輩の結婚式で「折り合い」をつけた本条さん。

たくさんの想いを詰めた「憧れだった」はちょっぴり切ないような、でも良かったね、とそんな気持ちになれるシーンでした。

 

好きなシーンと感想まとめ

1ヵ月の短期バイトも終わりに近づき、送別会の夜。寝てる本条さんに問いかける桔平。

からの、でこチュウ。そして実は起きてたんかい!(桔平は知らない)ってとこ、最高でした。

帰る当日、思わず桔平のリュックを掴んだ本条さん。悶えました。(本当はゴミなんてついてなかったろ!?)

新しい目的のために夏休みが終わってからも、バイトを掛け持ちしてお金を貯めて何をするかと思えば、バイクで本条さんに会いに行って「オレを選んでください」って。もう…!(≧◇≦)

夏になったら一緒にツーリング行くのかな~。

今度は桔平の後ろに本条さんが乗るのかな~。

描き下ろしも2人のドキドキがすごく伝わってきました~!

これ絶対イチャラブの流れだよね!?

するよね!?したよね!?

っていう、MH5的ないいところで終わっちゃうので、キスから先はございませんでした。

※MH5→マジでHする5秒前。(笑)

そこがちょっと物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、ストーリーや心情を重視しているところがすごく素敵な作品だと思いました。

表情や仕草、キャラのそれぞれの良さが丁寧に描かれています。

旅館の外やお客様を見送るシーンでは、木の葉っぱの影が顔にかかってるのが印象的でした。

きっと今日も“目が痛いくらいに青い”空が広がっているんだろうなと思いながら。

タイトル通り「」のイメージがピッタリ。

想い合えた2人の幸せを祈りつつ、続編や番外編でぜひまたこの2人に会いたいです(^^)/

だって描き下ろしのあとも気になるし(゚∀゚)笑

📚アマミヤさんの作品📚

-Rin-

 

 

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